Excelの攻略法 思いどおりのグラフ作成

グラフを作成するにはアイキャッチ

Excelで作成できるグラフは10種類以上!

Microsoft Excel(エクセル)には10種類以上のグラフが用意されています。また一つのグラフでも形や表示方法の違うパターンを選ぶことが出来ますので、目的に応じてインパクトのあるグラフを作成することができます。

代表的なグラフ

  • 縦棒グラフ・横棒グラフ
    縦棒・横棒グラフはそれぞれの項目を比較してみるときによく利用されます。項目が集まって構成されたグループごとの傾向をみることができます。
    パソコン教室 Excel 資格 縦棒グラフ
  • 折れ線グラフ
    折れ線グラフは時間の経過に伴う変化や傾向をみるときに利用されます。
    パソコン教室 Excel 資格 折れ線グラフ
  • 円グラフ
    円グラフは全体に対する各項目の割合を表す場合によく利用されます。
    パソコン教室 Excel 資格 円グラフ
  • 面グラフ
    面グラフは、折れ線グラフの下方部分を塗りつぶしたグラフです。時間の経過に伴う変化の大きさをよりカラフルに視覚化できます。
    パソコン教室 Excel 資格 面グラフ
  • レーダーチャート
    レーダーチャートは中心から放射状に伸びた線にデータをプロットすることで、傾向や特徴を視覚化できます。
    パソコン教室 Excel 資格 レーダーチャート
  • 散布図
    散布図はデータの位置に点をプロットすることで2つの要素に関係性があるかどうかを視覚化できます。
    はやぶさ在宅パソコン教室 グラフ散布図

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グラフ作成はまずデータの選択から

最大のポイントは『長方形』の形に範囲選択すること!

グラフ作成で一番のポイントは「グラフの基となるデータ(セル)をどのように選択するか」です。離れた場所を複数選択しても構いませんが、その場合、選択した範囲の寄せ集めると必ず「長方形」の形になるようにしておくことが重要です。つまり一部の範囲だけの上側や左側だけが出っ張った状態にしない、ということですね。

実際のグラフ作成の例

完成イメージとその基データ

実際の例でご説明しましょう。作成したいグラフの最終形と、その作成もと となる表です。今回は、「集合縦棒グラフ」と「マーカー付き折れ線グラフ」を複合させたグラフを作成してみることにします。

パソコン教室 Excel 資格 グラフ完成例

こちらは、グラフの「もと」になるデータです。各項目のデータと、その縦横を合計させた、実務でもよく見かけるようなスタイルですね。右端は、構成比が算出されています。

パソコン教室 Excel 資格 グラフの基データ

失敗例!間違った範囲選択でグラフを作ると?

では、範囲選択してみましょう。完成イメージにある、1月から12月までの「月」、それに紳士服・婦人子供服といった「衣料品部門売上げ」など、グラフの登場させて項目をすべて選択してみます。

離れた場所の範囲を、複数選択する方法は、「Ctrl」(コントロール)キーを押しながらドラッグします。

パソコン教室 Excel 資格 誤った範囲選択

すると、イメージとはずいぶん異なるグラフが作成されてしまいました。

パソコン教室 Excel 資格 失敗グラフ

スッキリ!正しい範囲選択でグラフを作ると?

複数の範囲を寄せ集めた場合の「形」が長方形になるように選択してみましょう。左上にある「月」という文字の部分が「結合」されているため思うような選択が出来ません。そこで、紳士服・婦人服といった項目は、あえて選択から外してみます。

パソコン教室 Excel 資格 正しい選択範囲

今度は、イメージに近いグラフが作成されました。選択から外しておいた「紳士服」「婦人・子供服」といった項目は、暫定的に「系列1」「系列2」という項目名をなっていますが、ここはあとから簡単に修正できます。

パソコン教室 Excel 資格 正しく作成されたグラフ

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グラフを削除するには

挿入したグラフを削除するには、グラフの余白部分(マウスポインターを合わせると”グラフエリア”と表示される部分)をクリックしてグラフを全体を選択した状態にし、BackspaceキーまたはDeleteキーを押します。

パソコン教室 Excel 資格 余白部分

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グラフを編集するためのタブを表示するには

グラフエリアやグラフ内の各要素を選択すると、リボンに「グラフツール」の「デザイン」タブと「書式」タブ(バージョンによっては「グラフのデザイン」と「書式」タブ)が表示されます。これはグラフに対してさまざまな設定を行える”グラフのためのタブ”です。

パソコン教室 Excel 資格 グラフの編集タブ

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グラフを挿入するその他の方法

リボンからは豊富なグラフを挿入することができますが、どの種類のグラフを選べばよいか分からない場合は、クイック分析ツールからの挿入方法が便利です。

「おすすめグラフ」機能では、選択範囲のデータに適したグラフだけをピックアップしてくれるため、迷わずにグラフを選ぶことができます。

ただし、クイック分析ツールを使う方法では、複数の離れたセル範囲を基にしてグラフを挿入することができません。複数の離れたセル範囲を基におすすめグラフを挿入したい場合は、クイック分析ツールではなく、「挿入」タブの「おすすめグラフ」ボタンを使用してください。

クイック分析ツールを利用したグラフの挿入

  1. まず、対象となるセル範囲を選択します
  2. 「クイック分析」をクリックします
  3. 「グラフ」タブをクリックします
  4. おすすめグラフが表示されます

パソコン教室 Excel 資格 クイック分析ツールをクリックすると

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グラフの構成要素を確認しましょう

グラフを構成する代表的な要素の名称と役割をご紹介します。

  • グラフエリア
    すべての要素を含むグラフ全体
  • プロットエリア
    データが図表として表されたエリア。実際のグラフ部分
  • グラフタイトル
    グラフのタイトルを入力できる要素
  • データラベル
    グラフが基にした値などを表示する要素
  • 縦(値)軸
    グラフの数値を確認するための軸
  • 縦(値)軸ラベル
    縦軸の説明や名称を表示する要素
  • 横(値)軸
    グラフの項目を確認するための軸
  • 横(値)軸ラベル
    横軸の説明や名称を表示する要素
  • 凡例(はんれい)
    各系列の名称を記した要素
  • グラフ要素・グラフスタイル・グラフフィルター
    要素の追加や、色やスタイルの変更、表示するデータの抽出などを行えるボタン

パソコン教室 Excel 資格 グラフの構成要素

パソコン教室 Excel 資格 グラフエリアとプロットエリア

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グラフを移動するには

挿入した直後のグラフは位置もサイズも自分の思いどおりでないことがほとんどです。グラフを移動して希望の場所に配置するには、グラフエリアにマウスポイントを合わせてドラッグします。

グラフの余白部分にマウスポインターを合わせると”グラフエリア”と表示され、マウスポインターの形が20181230図形選択のマウスカーソルに変わります。

グラフの枠線とセルの枠線をぴったり合わせるには

キーボードのAltキーを押しながらグラフを移動すると、グラフがセルの枠線に沿うように移動し、位置が合わせやすくなります。

グラフ内の各要素を移動するには

”グラフエリア”をドラッグするとグラフ全体を移動することが出来ますが、グラフ内の各要素をドラッグすると、グラフエリア内でその要素を移動することができます。

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グラフのサイズを変更するには

グラフのサイズは自由に変更することができます。グラフのサイズを変更するには、グラフを選択したときにグラフの周りに表示されるサイズ変更ハンドルを利用します。サイズ変更ハンドルは、グラフの四隅と四辺上に合計8つ表示されています。

セルの枠線にぴったり合わせてサイズを変更したい場合

キーボードのAltキーを押しながらグラフをサイズを変更すると、グラフがセルの枠線に沿うようにサイズ変更できます。

プロットエリア(グラフ部分)だけをサイズ変更するには

グラフ内のプロットエリアだけをサイズ変更するには、一度グラフ内のプロットエリアをクリックして、プロットエリアの周囲に表示されるハンドルを利用します。

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グラフが あべこべに作成された場合は

簡単!カテゴリと系列の入れ替え

Excelの棒グラフでは、横(項目)軸で確認できる内容をカテゴリ、凡例(はんれい)で確認できる内容を系列と呼びます。

グラフの挿入時に、基になるデータの行と列の項目数が比較され、初期状態では数の多いものがカテゴリ、少ないものが系列と判断されます。

作成したいグラフと逆パターンのグラフが表示された場合は、「行/列の切り替え」操作を行って、カテゴリと系列を入れ替えます。

元の状態に戻るには、再度「行/列の切り替え」ボタンをクリックします。

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